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小学校1年1組の5月。

2008

『勉強してるかー?』





と言いながら。





教室の後ろのドアから、デロデロのTシャツに腹巻きを巻いたうちのじーちゃんが、いきなり入ってきた。





事業参観でもない普通の日に。









先生は

『ど、どちら様ですか?』



と聞くと。







じーちゃんは


『かみじ♪』





♪←のあとに

『ですけど何か('-^*)?』


とばかりの軽い口調で。








オイラはその直後、クラス全員の視線を感じた。








そっからじーちゃんは、ゆっくり教室をグルグル回り始めた。







変な緊張感が教室を走った。






そして同じクラスの城本の横で足を止め。





『バチーン』





後頭部に平手打ち。






ナイスバッティング。







教室は余計に変な緊張感が走った。






歩き出したじーちゃんは、次にサブの机の横で立ち止まり、また平手打ち。




『バチーン』





2打数2安打。






次にじーちゃんはオイラがちょっと好きだった、ふみえの横で立ち止まった。










が。






何もせず、また歩き出した。





1年1組の教室全体が



『おおー』




と心ん中でスタンディングオベーションしながら多分言ってた。







オイラは1人


『あっぶね~』



と小声で隣の席のなおやに言った。








で、最後に






オイラをグーで『ゴン☆』して帰った。







4打数3安打。






この日のMVPじーちゃん。




ホームラン打たれたピッチャーゎゆーちゃん。






本当に痛かった。







休み時間、じーちゃんに負けた1年1組チームでミーティングして分かった。








オイラ達3人だけノートを開いていなかった。









それからしばらくじーちゃんは週3学校に来た。





毎回毎回ヒットやホームランを打って。






バッティングセンター1年1組。








じーちゃん。














じーちゃんにかっ飛ばされすぎて孫の頭はおかしくなりました。

m(_ _;)m

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