大河初日なんとか終了♪

(^-^)v





昨日、今日のシーンの稽古をしました。



大河ドラマは撮影前に、スタッフとキャストで小さい体育館みたいな稽古場で、１日稽古します。







その時、自分の中で

『あら(=_=)？』


て正直思ってました。





何回やっても自分の中でシックリ来なくて、慌てて何回かいろんな役のパターンを試しても。


そのシーンのカットがかかった後、オイラは黙って首をかしげました。




頭ん中で



『違う。これじゃねー。』




て何回もグルグルしてました。






多分周りのキャストの皆さん、大御所の方、関係者のみなさんも不安に思ったでしょう。

(^_^;)


バカでもそんぐらいの空気は分かります(笑)






でも、んな事を気にしてる場合でもなく、オイラは稽古場の周りを１人歩いてブツブツとセリフを言いながら、テンションやキャラ、設定、温度、育ちに環境や人間性や周りのバランスを探り探り何回もブツブツ言ってました。





でその日はフワっと終わり、





初日。





気持ちとしては例えて言うと



高校野球のチームが予選を勝ち抜き、甲子園の準決勝ぐらいの時に、謎の留学生(オイラ)が現れて、いきなり試合に出る。




そんな気分でした(笑)





いくら共演者に仲の良い人や知り合いの方がいるとはいえ、言ってみたらみんなは去年の今頃からやってるスタッフキャスト陣。



空気もテンションもできあがって、





『さぁっ！』






て時に、謎の留学生が試合にいきなり良いところで出場。

(・∀・；


みたいな。





多分球場の観客は


『あら？外国人だ』


と思うでしょう。



多分視聴者の人も


『あら？上地雄輔だ』



そぅ思う人もいるでしょう。





チームメイトも、


『こいつ、どんなプレーするんだ？』




共演者やスタッフも


『こいつ、どんな芝居すんだ？』





多分一緒です(笑)






でも当の本人は、日本語もいまいち、ルールもいまいち。





当の本人は時代劇も所作(歩き方や座り方などなど)も、ほとんど分かりません。

その上、『ド』が付く程のバカ。


取材も特番も現場でも、いくら勉強しても半分以上何を言ってるか分かりません(泣)






でも本日の本番前のリハーサル。




セットの上にカツラをかぶった歴史を変えた男が１人。




小早川（オイラ）





気付いたらもぅバッターボックスに留学生(オイラ)は立ってました(笑)





でリハーサル前、昨日風呂に潜って考えた事をザッと思い出して



『ま、なんとかなんべ』
と

『どーにでもなりやがれ！』




の間くらいの気持ちでリハーサル終了。





カットがかかった後、セットの奥で監督が立ち上がり、こっちに向いて満面の笑みで親指を立て


『good』サイン。




所作のベテラン先生も遠くから両手で大きく『○』サイン。






オイラは心ん中でガッツポーズしました(笑)







で本日全てNOーNGで全部一発OK(^-^)v









終了後、監督が

『本当に良かったよー!!』


まだ２回しか会った事ないけど所作のベテラン先生が


『この子、本当に良い子だからみんなよろしくねー♪』






昨日いたみんなの顔付きも変わり、





楽屋に帰ると今日一緒じゃなかった共演者のみんなから



『どうだった？』メール。







みんなに返信しました。






『おもいっきり振ってきたー(野球の絵文字)♪正解ないからホームランかヒットかアウトか分かんないけど、空振りはしてないと思う(笑)』







て(^-^)v









ぁぁ疲れた(=▽=;)






さぁ






これから大河も頑張っぞー!!

ヾ(^▽^)ノ