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サンタ物語☆其の1

2010





カランコロン。



雪降る肌寒い12月の月初め。




アーティストデビューを諦めきれない(主人公)楠木三太が路上ライブを終え、、いつも帰りに気になっていたスナック《スナック三田》に入ってみた。





三太は珍しくギターケースに千円冊を投げてくれた今日のサラリーマンを思い出しながら、この日稼いだ1850円をカウンターに置き





周りを見渡しながら中にいるハーフのママ(クリス)にビールを頼んだ。


三太
『すいません。とりあえずビールお願いします。』




クリスママは無愛想にくわえタバコで

『はぃよ~』


と、つまみの柿ピーを置いて奥でビールジョッキを傾けた。





すると、隣の隣に座っていたハゲちらかし、白い長~いヒゲのじーさん(山崎さん)が赤らめた顔で三太に言った。




『なぁ。‥なぁって!兄ちゃん、今年のクリスマスは何やってるんだい?』



三太
『え?ぁいや。バイトでも入れようかと。。』




山崎さん
『なんだ。あんた良い年して無職かい(笑)?』





遠くでクリスママが舌打ちしながら

『お待ち(=。=)』

とジョッキを置いてキッチンを雑に洗い始めた。





三太は恥ずかしそうに、しかし強く言った。

『まぁσ(^_^;)(笑)でもいつかはビッグになりますから!』

と、2口飲んでプァーと大きく吐いた。





山崎さん

『ふっ(笑)なんだかよく分かんねーけど、イブに良いバイトがあんだけどやんねーか?』



三太

『え?大丈夫ですσ(^_^;)』





山崎さん

『世界一楽しいバイトだぞ?』




三太少し面倒くさそうに

『本当に大丈夫ですから。』
と目線をそらした。




山崎さんは身を乗り出し小さく

『ここの生ビール千円だぜ(笑)?』





三太

『え‥え!?』


山崎さん
『その柿ピーが500円。で席のチャージも500円。今日は全部おごってやるから♪』




三太は小さな声で

『やらかしたぁ』 

と頭をかきむしりながら言い、山崎に続けた。


『あの‥。1日って?‥ち、ちなみにだけ、どんなバイトですか?』







山崎さんは手を伸ばし、三太の柿ピーを勝手に食べながら間髪入れずに言った。









(^-^)
『ん?サンタクロース。』










おしまい('-^*)




※みんなの気持ち&オイラの気が向いたらまた続き書きまーっすヾ(^▽^)ノ






て、そんな事より仕事せにゃ(笑)!(x○x;)

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