サンタ物語☆其の1
カランコロン。
雪降る肌寒い12月の月初め。
アーティストデビューを諦めきれない(主人公)楠木三太が路上ライブを終え、、いつも帰りに気になっていたスナック《スナック三田》に入ってみた。
三太は珍しくギターケースに千円冊を投げてくれた今日のサラリーマンを思い出しながら、この日稼いだ1850円をカウンターに置き
周りを見渡しながら中にいるハーフのママ(クリス)にビールを頼んだ。
三太
『すいません。とりあえずビールお願いします。』
クリスママは無愛想にくわえタバコで
『はぃよ~』
と、つまみの柿ピーを置いて奥でビールジョッキを傾けた。
すると、隣の隣に座っていたハゲちらかし、白い長~いヒゲのじーさん(山崎さん)が赤らめた顔で三太に言った。
『なぁ。‥なぁって!兄ちゃん、今年のクリスマスは何やってるんだい?』
三太
『え?ぁいや。バイトでも入れようかと。。』
山崎さん
『なんだ。あんた良い年して無職かい(笑)?』
遠くでクリスママが舌打ちしながら
『お待ち(=。=)』
とジョッキを置いてキッチンを雑に洗い始めた。
三太は恥ずかしそうに、しかし強く言った。
『まぁσ(^_^;)(笑)でもいつかはビッグになりますから!』
と、2口飲んでプァーと大きく吐いた。
山崎さん
『ふっ(笑)なんだかよく分かんねーけど、イブに良いバイトがあんだけどやんねーか?』
三太
『え?大丈夫ですσ(^_^;)』
山崎さん
『世界一楽しいバイトだぞ?』
三太少し面倒くさそうに
『本当に大丈夫ですから。』
と目線をそらした。
山崎さんは身を乗り出し小さく
『ここの生ビール千円だぜ(笑)?』
三太
『え‥え!?』
山崎さん
『その柿ピーが500円。で席のチャージも500円。今日は全部おごってやるから♪』
三太は小さな声で
『やらかしたぁ』
と頭をかきむしりながら言い、山崎に続けた。
『あの‥。1日って?‥ち、ちなみにだけ、どんなバイトですか?』
山崎さんは手を伸ばし、三太の柿ピーを勝手に食べながら間髪入れずに言った。
(^-^)
『ん?サンタクロース。』
おしまい('-^*)
※みんなの気持ち&オイラの気が向いたらまた続き書きまーっすヾ(^▽^)ノ
て、そんな事より仕事せにゃ(笑)!(x○x;)
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