浅い~話。
横浜高校野球部時代。
肘の手術をしたばかりで、まだ投げれも打てもできないのに、監督さんはオイラに背番号をくれた。
監督やベンチに入れないたくさんのメンバーの申し訳なさがあったから、できる事を何でもしたかった。
そんな中、監督は伝令係にオイラを任命した。
高校野球は監督がグラウンドに入れない決まりがあるから、
ピンチやチャンスの時、監督に代わりタイムをかけて、監督の言葉をグラウンドのチームメイトに伝えに行くのが伝令係。
秋か春の大会かは忘れたけど、大きな大会の大事な試合だった。
その試合の終盤、うちがピンチになった。ベンチに座ってたオイラに監督は
『上地っ!』
『はい(・o・)』
と呼び、手招きした。
監督は次のバッターの弱点や相手のくせの確認、うちの守備陣形の確認、気持ちの持ち方なとをダダーっとアドバイスを言い、オイラの背中を叩いて
『よし行け!』
と送り出した。
オイラは何万人といるグラウンドに帽子を取り挨拶して走り、マウンドにいる松坂や内野の選手を集めた。
その監督から託された、たくさんの言葉をみんなの所に行く途中でオイラは。。なんと。。。。
忘れた('◇')ゞ(笑)
いろいろ細かい事をたくさん言われすぎて、見事なまでに忘れた。
マウンドに集まったチームメイトは
『ゆーすけ、監督は何て?』
て聞くからオイラは
『‥。』
一瞬こんなオイラでもさすがに焦った。
まさか、もう一度ベンチに戻って監督に
『あの~‥さっき何て言いましたっけ(-▽-)?』
なんて言えないのは、16、7才のオイラにも分かった。
オイラは振り返りベンチを見ると、遠くから監督は真っ直ぐ厳しい顔でオイラを見て頷いた。
オイラは心の中で
『いゃゃ。頷れても忘れたし‥(;○;)』
と思いながら、緊張と不安で強ばるチームメイトを見て
『お前ら、もっと近くに寄れ。』
とオイラはみんなをもっと近くに呼び、肩を寄せあい右左にいる選手に肩を組みながら言った。
オイラ
『いいかみんな‥チラッとだけ監督さんの顔を見てみろ。実はな。監督さん‥
『下痢らしい。』
ショートの飯野がブッ!!と鼻水と一緒に吹き出した。
オイラ
『漏れそうだから早くチェンジにしてくれ!って。』
と、オイラは真剣な眼差しで言った。
するとそこに集まったチームメイト全員が、お客さんや周りに気付かれないように肩を揺らして笑ってた。
オイラは
『じゃ、頑張れヾ(-へ-)』
みんなは
『て、終わりかぃっ(笑)!!』(ノ-o-)(ノ-o-)ノ(ノ-o-)ノ(ノ-o-)ノ(ノ≧o≦)ノ
て声をオイラは背にしてベンチに戻ると、監督に
『ご苦労さん!』
て言われたからオイラは
『とんでもないっす!』
ヾ(-へ-)
つった(笑)
見事その回を抑え、最後のバッターが高いフライを打つと、うちの選手が
『オーライオーライ!!』
て言ってる時にオイラは両手を挙げて
『オーライオーライ結果オーライ(ノ-o-)ノ』
て、結局うちが勝った(笑)
多分あの試合で一番ホッとしたのオイラです
(-ー-;)V
肘の手術をしたばかりで、まだ投げれも打てもできないのに、監督さんはオイラに背番号をくれた。
監督やベンチに入れないたくさんのメンバーの申し訳なさがあったから、できる事を何でもしたかった。
そんな中、監督は伝令係にオイラを任命した。
高校野球は監督がグラウンドに入れない決まりがあるから、
ピンチやチャンスの時、監督に代わりタイムをかけて、監督の言葉をグラウンドのチームメイトに伝えに行くのが伝令係。
秋か春の大会かは忘れたけど、大きな大会の大事な試合だった。
その試合の終盤、うちがピンチになった。ベンチに座ってたオイラに監督は
『上地っ!』
『はい(・o・)』
と呼び、手招きした。
監督は次のバッターの弱点や相手のくせの確認、うちの守備陣形の確認、気持ちの持ち方なとをダダーっとアドバイスを言い、オイラの背中を叩いて
『よし行け!』
と送り出した。
オイラは何万人といるグラウンドに帽子を取り挨拶して走り、マウンドにいる松坂や内野の選手を集めた。
その監督から託された、たくさんの言葉をみんなの所に行く途中でオイラは。。なんと。。。。
忘れた('◇')ゞ(笑)
いろいろ細かい事をたくさん言われすぎて、見事なまでに忘れた。
マウンドに集まったチームメイトは
『ゆーすけ、監督は何て?』
て聞くからオイラは
『‥。』
一瞬こんなオイラでもさすがに焦った。
まさか、もう一度ベンチに戻って監督に
『あの~‥さっき何て言いましたっけ(-▽-)?』
なんて言えないのは、16、7才のオイラにも分かった。
オイラは振り返りベンチを見ると、遠くから監督は真っ直ぐ厳しい顔でオイラを見て頷いた。
オイラは心の中で
『いゃゃ。頷れても忘れたし‥(;○;)』
と思いながら、緊張と不安で強ばるチームメイトを見て
『お前ら、もっと近くに寄れ。』
とオイラはみんなをもっと近くに呼び、肩を寄せあい右左にいる選手に肩を組みながら言った。
オイラ
『いいかみんな‥チラッとだけ監督さんの顔を見てみろ。実はな。監督さん‥
『下痢らしい。』
ショートの飯野がブッ!!と鼻水と一緒に吹き出した。
オイラ
『漏れそうだから早くチェンジにしてくれ!って。』
と、オイラは真剣な眼差しで言った。
するとそこに集まったチームメイト全員が、お客さんや周りに気付かれないように肩を揺らして笑ってた。
オイラは
『じゃ、頑張れヾ(-へ-)』
みんなは
『て、終わりかぃっ(笑)!!』(ノ-o-)(ノ-o-)ノ(ノ-o-)ノ(ノ-o-)ノ(ノ≧o≦)ノ
て声をオイラは背にしてベンチに戻ると、監督に
『ご苦労さん!』
て言われたからオイラは
『とんでもないっす!』
ヾ(-へ-)
つった(笑)
見事その回を抑え、最後のバッターが高いフライを打つと、うちの選手が
『オーライオーライ!!』
て言ってる時にオイラは両手を挙げて
『オーライオーライ結果オーライ(ノ-o-)ノ』
て、結局うちが勝った(笑)
多分あの試合で一番ホッとしたのオイラです
(-ー-;)V
コメント一覧