生臭さ漂う夜行バス、みんなでラジオ聞いて笑ってたと思ったら、終わるとみんなは船長残してほとんど死んだように寝てました(笑)帰りは拍手とハイタッチ。


今朝は(昨日の朝か)ちょいと仮眠して朝一からまた作業。


今回は鉄板靴を長靴を履き、側溝の重い蓋を１つ１つ取り外して中に溜まり詰まってる


もぅ‥何て言ったらいいか分からない異臭のヘ泥を取り出す。


その中には、レンガ、排泄物、薬、魚、油、言えないような凄い物までどんどん出てくる。


日差し当たる色が濁ってるとかじゃなく、もぅイカスミみたいに真っ黒で正直、目やのども痛くなる物だった。

マスクしても匂うし、まず暑い。ゴーグルはくもって見えない。

長靴も意味なく腰までドップリとパンツもビチョビチョ(笑)ふやけまくり♪











『誰かがやんなきゃいけねんだ。また泥まみれになろう!!』

なんてみんなに言った以上、一番泥まみれになって最後までやらねば‥と見えぬプレッシャー(笑)の中、みんなもヨッシャ!!とずーっと声を掛け合いながら、頑張ってくれました(;_;)


夏になったらこの臭いがさらにひどくなるから(;へ;)



ボランティアの皆さんも頑張ってました(;_;)



昨日２回目のライブにも招待して元気になったと聞いただけで幸せでした。



オイラ達は出して、袋に積めて、液体ビチョビチョかかりながらトラックに乗せ続け













これを何回も何回も何回も何回も。


周りに、２階は被害をまぬがれた方や住人の人達が多かったので、休憩時はまたハァハァみんなと話したり写真やサイン

さすがに疲労もあったけど、暖かい方達の言葉や、差し入れに今日だけでも

『いいがらいいがら！もらっで！』

て何回聞いたか分かりません。
ジュース、カレー、アイス、下着、お菓子、ぬいぐるみ、あめ玉、お茶、やかんの冷たい水、お餅、などなど。本当に申し訳ないほど
みんなから
『ごめんね』と『本当にありがどねー』をセットで。
だから、さすがに目標の道の通りを全て終わる最後の１袋をトラックの上で『ラストー！』とオイラが置いた時は、

甲子園の優勝ばりにみんなでガッツポーズで叫び、周りで見守ったり手伝ってくれた住民の人達も両手を挙げて拍手(笑)






そして毎回驚くのが、いつも偶然すれ違ったり、近隣のみなさんが、こんなオイラのグッズや本やCDを持っている事です。



もちろんそれにもサインを書くと『流されだがら買い直して良がった』なんて泣きながら言う人も何人かいて言葉にならなかったんだ。




震災にあった後、被害にあった方が山に逃げる途中、車が混みすぎて追い抜く時、助手席にいた子を泣き止ますためにオイラのDVDを入れて泣き止ませてた事を聞いた事がある。





それがCDのDVDかライブDVDか分からないけどその人は
『早くおいでね』

て言った数分後、山にのぼりきり、振り返ると雲と見間違える程の波と一緒に目の前の人、車、家、いろんなものを悲鳴と一緒に飲み混んだ。




きっとそういうふうに最後、オイラの歌やDVDなどを聞いたり見たりしてた人達が少なからずいたんだ。





それを聞いた時、どう思えばいいか分からなかった。




オイラはその親子や、そういう人達に何ができたんだろう。て。





目から水が止まらなくて。。



悲しい別れや苦しい思いを全部が全部みんなの気持ちを分かってあげられない自分も情けなくて。全部分かるって言ったらウソになる。




だから今できる事をいつも。

『こんなオイラだからできる事』

『こんなオイラでもできる事』

『こんなオイラ達だからこそできる事』


無茶でも無謀でもバカげてても間違えと思われても



こんな頼りないオイラについてきてくれるたくさんの人達背中に感じてガムシャラに笑って一緒に突き進むんだ。


今前を向いてる人達に『まだまだ！』て力を。
今生きてる人達に『生きてて良かった』て希望を。





少しでも１人でも一回でも作りてんす。