二死満塁、作戦会議の巻。
《部室に集まっている》
周助、にくまん、ゴンザ、まーしー、はかせ
まーしーが
『とりあえず始めるか!』
と古びたホワイトボードに図面を広げると
ガチャリとドアが開き、ナベが大量のパチンコ玉を台車に乗せて持ってきた。
ナベ
『ハンっパなく重て。。これ何に使うんだよ?』
まーしー
『よし。ありがとう。まぁ座れ(笑)まず、これが見取り図だ。と、その前にみんな用に携帯を持ってきた。今後はみんなでこの携帯で連絡を取る事!』
みんなで回しながら、はかせが言った。
『なんでだよ?彼女に怪しまれちまう。』
周助
『元々怪しい事するんだよ。』
ゴンザ
『ダネ(笑)』
まーしー
『これは念のためだ。逃げ遅れた場合。携帯を落とした場合。捕まった場合。感ずかれた場合。今は携帯でも盗聴できる。メールも写メールも、いくら削除しても3ヶ月くらい前までなら簡単に復元できる。』
ナベ
『マジかよ!?』
まーしー
『ああ。だから電話帳も背番号でみんなの分を登録しておいた。』
にくまん
『なるほどね。』
まーしー
『あとはメールだ。メールを打つ時は、みんなサインを覚えてるか?』
ナベ
『忘れるワケねーべよ(笑)』
まーしーが耳を右手で触り
『じゃこれは?』
みんな
『盗塁!!』
まーしー
『そう。だから『と』を使う場合は『耳1』。『う』を使う場合は『耳2』。るを使う場合は『耳3』。こうやって使おう。これと同じ要領で『ヒットエンドラン』『スクイズ』『とりあえず1球待て』『バント』が使える。それ以外は普通の文字でなんとかなるだろう。』
パイプ椅子に座ってる周助が、まーしーに言った。
『頭脳とお金じゃお前に勝てる気がしねぇな。。』
まーしーが銀縁メガネを上げて返した。
『そう。作戦を練る方よりも自覚してほしい。言っておくが、俺は捕まる気は一ミリもない。それはみんながそれぞれ今持っている、力、能力、財産、をフルに使わないと成り立たない。』
ゴンザ
『ワッツミーン?』
まーしー
『例えばゴンザ、お前はその英語で1つ小芝居を打ってもらう。そしてそのリズム感だ。
この図面にある刑務所内のグラウンドにある夜間のサーチライトが、30秒に2秒だけ光が重ならない瞬間がある。そのタイミングを図ったりするのもお前の役目だ。』
ゴンザ
『オーケー。バット僕足遅いね。大丈夫かな?』
すると、後ろから
『うちのスピードスターをナメんなよ?』
振り向くとキリが立っていた。
まーしーがニヤリと笑い。
『キリはその俊足と、運転テクニック、はかせは小道具大道具、スモークや花火に煙玉もほしい。制作会社には?』
はかせ
『ああ。知り合いに頼んでドラマと偽って、エキストラも頼んだぜ♪ちなみに彼女が衣装部だから、迷彩のユニフォームも発注しておいた(笑)』
まーしー
『あとは、ナベの運、にくまんのパワー、そして周助、お前のリーダーシップだ。』
周助
『まかせろ。死んでもお前らに怪我させねー。』
と周助も図面を広げた。
『これがここらの下水管と上水管の図だ。水道局ナメんなよ(笑)?』
にくまん
『すごい。なんか‥本当にドキドキしてきた。宗男はちゃんとめぐるちゃんを連れて来れるかなぁ。ねぇ、浩一はどうするの?』
みんな
『‥』
周助
『任せろ。ちょっと俺に良い考えがある。』
続く。。
周助、にくまん、ゴンザ、まーしー、はかせ
まーしーが
『とりあえず始めるか!』
と古びたホワイトボードに図面を広げると
ガチャリとドアが開き、ナベが大量のパチンコ玉を台車に乗せて持ってきた。
ナベ
『ハンっパなく重て。。これ何に使うんだよ?』
まーしー
『よし。ありがとう。まぁ座れ(笑)まず、これが見取り図だ。と、その前にみんな用に携帯を持ってきた。今後はみんなでこの携帯で連絡を取る事!』
みんなで回しながら、はかせが言った。
『なんでだよ?彼女に怪しまれちまう。』
周助
『元々怪しい事するんだよ。』
ゴンザ
『ダネ(笑)』
まーしー
『これは念のためだ。逃げ遅れた場合。携帯を落とした場合。捕まった場合。感ずかれた場合。今は携帯でも盗聴できる。メールも写メールも、いくら削除しても3ヶ月くらい前までなら簡単に復元できる。』
ナベ
『マジかよ!?』
まーしー
『ああ。だから電話帳も背番号でみんなの分を登録しておいた。』
にくまん
『なるほどね。』
まーしー
『あとはメールだ。メールを打つ時は、みんなサインを覚えてるか?』
ナベ
『忘れるワケねーべよ(笑)』
まーしーが耳を右手で触り
『じゃこれは?』
みんな
『盗塁!!』
まーしー
『そう。だから『と』を使う場合は『耳1』。『う』を使う場合は『耳2』。るを使う場合は『耳3』。こうやって使おう。これと同じ要領で『ヒットエンドラン』『スクイズ』『とりあえず1球待て』『バント』が使える。それ以外は普通の文字でなんとかなるだろう。』
パイプ椅子に座ってる周助が、まーしーに言った。
『頭脳とお金じゃお前に勝てる気がしねぇな。。』
まーしーが銀縁メガネを上げて返した。
『そう。作戦を練る方よりも自覚してほしい。言っておくが、俺は捕まる気は一ミリもない。それはみんながそれぞれ今持っている、力、能力、財産、をフルに使わないと成り立たない。』
ゴンザ
『ワッツミーン?』
まーしー
『例えばゴンザ、お前はその英語で1つ小芝居を打ってもらう。そしてそのリズム感だ。
この図面にある刑務所内のグラウンドにある夜間のサーチライトが、30秒に2秒だけ光が重ならない瞬間がある。そのタイミングを図ったりするのもお前の役目だ。』
ゴンザ
『オーケー。バット僕足遅いね。大丈夫かな?』
すると、後ろから
『うちのスピードスターをナメんなよ?』
振り向くとキリが立っていた。
まーしーがニヤリと笑い。
『キリはその俊足と、運転テクニック、はかせは小道具大道具、スモークや花火に煙玉もほしい。制作会社には?』
はかせ
『ああ。知り合いに頼んでドラマと偽って、エキストラも頼んだぜ♪ちなみに彼女が衣装部だから、迷彩のユニフォームも発注しておいた(笑)』
まーしー
『あとは、ナベの運、にくまんのパワー、そして周助、お前のリーダーシップだ。』
周助
『まかせろ。死んでもお前らに怪我させねー。』
と周助も図面を広げた。
『これがここらの下水管と上水管の図だ。水道局ナメんなよ(笑)?』
にくまん
『すごい。なんか‥本当にドキドキしてきた。宗男はちゃんとめぐるちゃんを連れて来れるかなぁ。ねぇ、浩一はどうするの?』
みんな
『‥』
周助
『任せろ。ちょっと俺に良い考えがある。』
続く。。
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