上地雄輔 OFFICIAL SITE

ブログ

小さな小さな町。

2013

早朝は冷えるから、もぅ現場ではストーブが活躍してまっせ~(笑)



昼になると‥




急にムチャ暑い(^_^;)





暑さごと斬ったろか(-_-メ)









ズン☆


ふと町のセットを見ると、なんか懐かしい感じがすんだべさ♪
(^-^)



小中と育った横須賀の山と山の谷間にある、小さな小さな町に似てっから(笑)










さすがにここまで古くはなかったけど、雰囲気がスゲー似てて現場でニコニコしてるんだ♪




オイラが育った町は、お世辞にも栄えているとは言えなくってさー(笑)


本当に古びた低い建物の商店街がその入り口には並んでて(^^)




その商店街の入り口くらいに、うちのじーちゃんばーちゃんの小さい和菓子屋店、『栄穂堂』があったんだ♪





あ。商店街て言ったって、うち以外に


花屋さん蕎麦屋さんタバコ屋さん酒屋さんクリーニング屋さん床屋さん八百屋さん文房具屋さん米屋さん


だけだよ(笑)



本当に5件くらいが向き合う短~い商店街。





その入り口で栄穂堂のゆーすけが、町の門番みたいに学校から帰ったら、ランドセルぶん投げて、店の入り口の横で空箱の上に座ってさ(^▽^)


うちの店のお菓子、そしてチェリオかファンタのジュースを勝手に取ってムシャムシャ食いながら、阪神帽子を横にかぶる少年、それが俺。


そんなオイラが店の前を通るみんなに

『お!おかえりーヾ(^O^)』とか『ハィ行ってらっしゃーいヾ(^▽^)』

て1人1人に言ったり、ハイタッチしたり、会話をするんだ。


前を救急車が通れば、近所の店の誰かに

『ゆーすけ!』て言われて
『おう!』て慌ててチャリンコにまたいで細い道を、山奥まで追いかけなきゃいけないの(笑)


で、誰の家か分かったらチェリオかファンタのジュースをチューチュ-飲みながら、町のみんなに


『○○のじーちゃんが運ばれたぞーヾ(>へ<)』


とか山の下り道をジュース片手にチャリで叫びながら戻るの(笑)♪




今も残る顎下の傷痕は、昔に救急車を追いかけて、救急車のブレーキに間に合わず、突っ込んでパックリ裂けたガキ時代の傷だす。。(-_-;)





その町はいつも虫の声と海の香りがしてさ。

いつもどこかで会話や笑顔や喧嘩があり。

いつも子供達の笑い声や話す声がして、チャイムの音や米軍のブォー!!て汽笛やラッパの音が決まった時間に聞こえ。


風鈴の音と、目の前の肉屋のチャーシューと酒屋の焼き鳥の香りが、風とすぐ来てよ(^^)



そんな小さな小さな町のみんなに見守られ、叱られ、殴られ、誉められ、一緒に遊びまくって育てられたんだ。オイラ(^-^)




今じゃもぅ、その町に店が2、3件残ってるのかな?




だから余計に懐かしかったんだ。(^-^)



もぅあの頃の古びた商店街の活気もない。


声も香りも風景も味も音も、いろんなもんが壊れたり、山や店が無くなったり、亡くなったり、開発されたり。



てゆーか、じーちゃんばーちゃんすらもぅいないけど。
(^_^;)




あの香り、風景、音、いろんな店の味、手や土や虫の感触、






まぶた綴じたら鮮明に甦ってなんか‥








なぜか泣きそんなってもた(笑)







今も胸にだけ残って、それを全然知らない人にこうやって伝えられるだけ幸せっす(^-^)v







家や店や広場や公園がなくなったり、新しい何かが建てられたら


『あれ?前にここ何があったっけ?(^_^;)』


て言うより、1つでも焼き付けておける大事なあなたの思い出がある事は、きっといくつになっても素敵だよ(^-^)

コメントを書く

ゲスト

こちらの判断で不適当と判断された表現内容やコメントであると判断した場合は公開できないケースもございます。予めご了承ください。

コメント一覧